10議席のみ…衝撃的な28年参院選シミュレーション
新体制への評価や政党支持率が低いだけならば、まだ上向くチャンスはあると期待する向きもあるだろう。もしも中道改革連合の支持率が上昇し、「これならば選挙でも勝てる」と見られるならば、求心力も働いていく。
だが、深刻なのは再び立憲民主党と公明党に「分裂」した方が良いとの回答が過半数に達している点にある。
共同通信社が2月15日実施した2028年参院選の試算は衝撃的だ。
今回の衆院選比例代表で各党が得た票数を基にしたシミュレーションによれば、2028年の参院選で立憲民主、公明両党の参院議員が「中道の候補」として出馬した場合、選挙区が9、比例で10の計19議席獲得にとどまるという。
これは、2022年参院選で公明が13議席、立憲が17議席の計30議席を獲得したことから考えれば、またしても惨敗の可能性がある試算結果だ。
野田前共同代表が指摘するように、現在は高市早苗首相への「推し活」に似た期待感があるにせよ、衆院選後に実施された先の産経・FNNの調査でも高市内閣の支持率は72%(1月から1.2ポイント増)と政権発足以来5回連続で70%台を維持している。
衆議院だけの合流政党の危うさ
中道改革連合が「敵失」をじっと待つだけの政党ならば構わないかもしれないが、政党支持率が低空飛行を続けて「参院選でも勝てない」と見られれば、求心力ではなく「遠心力」が増幅していくだろうことは想像に難くない。
2つ目の理由としては、中道改革連合がいまだ衆院議員の「合流政党」である点だ。
高市首相による電撃解散で時間的に間に合わなかった点は否めないものの、現時点で立憲民主党と公明党の参院議員、さらに地方議員・組織は合流していない。実は、この点こそが中道改革連合が「崩壊」していく可能性を高めるのではないか。
中道改革連合の代表選に立候補した際、小川新代表は立憲民主党と公明党の参院議員の合流について「少し時間をかけて、丁寧に方向性を定めて意思決定すべきだ」と述べている。
階猛幹事長も「性急にことを運ぶ必要はない」との立場だ。新党設立届の提出が1月16日、結党大会は1月22日とスケジュールありきで結成された中道改革連合は「基本政策」を確認したものの、立憲民主党と公明党にはそれぞれの理念、政策がある。













