きなこと豆乳も体にいい
もう一つは、きなこです。コーヒーにきなこを入れるのは、今、静かなブームになっているのはご存知ですか。
きなこといえば、大豆です。大豆には、イソフラボンというポリフェノールが入っています。イソフラボンはエストロゲン(女性ホルモン)様の作用のある成分で、肌にもいいのです。また女性のほうが男性よりも心臓や血管の病気が少ないのにも、エストロゲンが関与しています。
大豆のイソフラボンはエストロゲンに近い構造を持ち、かつ男性ホルモンに影響を与えないので、それを多く含んでいるきなこは、すごく体にいいわけです。きなこは、男性にも女性にもお勧めです。
きなこもインスリンに対する感受性を上げてくれます。インスリンに対応する細胞の反応が良くなるというわけです。血糖値が上がりにくくなるし、インスリンが足りないタイプの糖尿病でも、インスリンの感受性が良くなります。
ただ、きなこは水に溶けにくいです。シナモンのようには溶けないので、ぬるま湯でよく混ぜてからでないと、コーヒーに溶けません。
飲みやすさでいえば、きなこより豆乳のほうが使いやすいでしょう。豆乳にも大豆イソフラボンがあるので、きなこと同じような効果があります。ぜひ、コーヒーに豆乳を入れてみてください。ただし、豆乳もそれなりに量を入れないと効果は薄いのです。
あと、MCT(中鎖脂肪酸)オイルもいいです。飽和脂肪酸が多いココナッツ油そのものを摂るのではなくて、その中から中鎖脂肪酸を分離して精製して製品にしたものがMCTと呼ばれています。
飽和脂肪酸でありながらリンパ管を経由せずに直接肝臓で分解されてすぐにエネルギー源となるうえに、油脂として蓄積しにくく、認知症を改善したり食欲を抑えたりする作用があるので、体に良いのですね。
文/梶原一人













