センスだけではやっていけない世界

【ナイツ塙宣之×里崎智也×五十嵐亮太の特別鼎談!】 野球界、芸能界で成功する人、しない人の特徴は?_1
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——さて、週プレNewsでお届けしてきた「里崎智也×五十嵐亮太のライフハックベースボール!」ですが、今回は特別鼎談ということで、野球大好き芸人、ナイツの塙宣之さんをゲストに迎えて、野球から学ぶ生きる知恵、成功と失敗の法則を語り合っていただきたいと思います。

塙 どーも、ナイツの塙です。今日は里崎さん、五十嵐さんとどんな話をするのか、よくわからないままやってきました(笑)。これまで、おふたりとはテレビでは共演しているけど、じっくり話をするのは初めてなので楽しみです。この連載も、過去の記事をすべて読んできましたよ。お互いに好き放題、言ってますね。

五十嵐 そもそも、好き勝手なことを言う連載だし、テーマはあってないようなものだから、その点は気にしないでください(笑)。僕も、塙さんとじっくり話したいなと思っていたので楽しみです。塙さんは大のジャイアンツファンであると同時に、大の野球ファンなので、いろいろな話を聞かせてください。

——今回は、プロ野球界に生きる里崎さんと五十嵐さん、そして芸能界、芸人の世界で生きる塙さんによる「成功する人、しない人」について語り合っていただきたいと思います。

 芸人でいえば、まずは「絶対的に面白いということ」が、成功の第一条件であることは間違いない。プロ野球界でいえば、大谷翔平の例を出すまでもなく、「圧倒的な実力があること」はマストですよね。身もふたもない言い方になるけど。

五十嵐 実力があるのは大前提として、実力があるのに成功しない人もいますよね。力があるのに成功できない理由はなんなのか? どんな要素が成功と失敗を分けるのか? 芸人の世界ではどうなんですか?

 芸人の世界に限らず、売れる人には売れるなりの理由があると思うんです。例えばSNSを通じて毎日ギャグを披露するとか、きちんとネタ作りに励むとか。それなりの努力をしていないと、センスだけではやっていけない世界だから。

里崎 プロ野球の世界もセンスだけではやっていけないし、成功した選手はそれなりにやるべきことをやっているよね。ただ、プロ野球の場合はドラフト会議という、この世界に入るための選抜システムがあったり、成績を残せなければ強制的に自由契約となったり、芸人さんの世界とは違う点もいくつかあるよね。

 それは、僕も思いますね。腹が立つのが、ほとんどバイトだけで生活しているくせに、「一応、芸人をやらせていただいています」なんて、いっぱしの芸人気取りのヤツが多すぎること。バイトでしか稼いでいないのに「プロの芸人」なんて名乗るなと思いますよ。とにかく「自称芸人」が多すぎるけど、プロ野球選手は「自称」ではなく、みんなドラフト会議を経ているわけだから、その点はちょっと違うかもしれないですね。

五十嵐 確かに、ほとんどの選手がドラフトで指名されてプロの世界に入ってくるけど、それだけで満足してしまって、ろくに練習もしていないのに「オレはプロ野球選手だ」とふんぞり返って失敗していく人もたくさん見てきましたよ。