不祥事への言及はなし 演説で語った高市総理との近さ

演説で杉田氏は土地に縁のない「落下傘候補」と認めながら、その弱みを高市首相との近さでカバーできると訴える。

「私は高市早苗総理が1回目の総裁選に挑戦したときからずっとそばで支えて一緒にやってまいりました。でも去年の秋、待望の高市内閣ができたとき、私はその場にいませんでした。ほんとに悔しかった。もう1回国政に送っていただきたい。ここでは新人ですけれども3期9年、衆議院議員としてやってきました。即戦力です」(杉田氏)

杉田水脈氏の選挙ビラ。大きく「高市派」と書いてある(撮影/集英社オンライン)
杉田水脈氏の選挙ビラ。大きく「高市派」と書いてある(撮影/集英社オンライン)

そんな杉田氏の地域に絡む政策の訴えの中心は、外国人絡みだ。

「インバウンドでたくさん外国人の方が来てくださって儲かってるかもしれませんが、(特区)民泊の問題、いろいろルールを守らない人がいる。治安が悪くなっている。なんとかしたいという声もたくさんいただいています」

そう述べて自民党なら迅速に対策がとれると強調した。

過去の不祥事への言及や謝罪はなく、自身の経歴に絡めてかつて所属した維新のキャッチフレーズを否定したことが印象的だ。

1月28日朝、大阪市淀川区の地下鉄駅で演説する杉田水脈氏(撮影/集英社オンライン)
1月28日朝、大阪市淀川区の地下鉄駅で演説する杉田水脈氏(撮影/集英社オンライン)

「国会議員になる前は市役所の職員をやってました。そのとき、1番最後に携わっていたのが児童福祉です。さまざまな現場を見てきました。児童虐待、ネグレクト。必要な支援が届いていない。人が手を差し伸べて寄り添っていかないと本当に必要な人に支援が届かないんです。

そのためにはどうしたらいいのか。『身を切る改革』ではないんです。身を切る改革で皆さんの生活、良くなりましたか。行政サービスが切り捨てられて、本当にサービスが必要な人のところに届かなくなっている」(杉田氏)