海外で受けそうなキャラクターは…

所長は、変わった行動をしたりやルールからはみ出たりするキャラに可能性があるとし、アナゴ、ノリスケ、堀川、カツオの名前を挙げる。『サザエさん』の世界は基本的に平和だが、時折、視聴者が「今の何!?」とツッコミたくなる人物が現れる。

そうしたエピソードは、最近のSNSとは非常に相性がよく、日本でもバズることが多い。海外でも、同じように“ネタとして”回るかもしれない。

さらに秋葉氏は人気が出るキャラについて、「ズバリ、波平です!」と断言する。

「頑固おやじは日本独特かも知れませんが、愛ある『ばっかもーん!』は、バズると思うのです。またカツオも当然、人気が出ると思います。あの小学5年生は、絶対的に人気者です。ただ、台湾でもテストの点が悪いとか、学校の廊下に立たされるとかの風習が通じるのかはちょっと心配です」

日本人のお父さんが台湾に進出 (写真/エイケン公式SNSより(C)長谷川町子美術館)
日本人のお父さんが台湾に進出 (写真/エイケン公式SNSより(C)長谷川町子美術館)
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日本人が「当たり前」として観続けてきたアニメが、異なる文化圏で「新作」として放送される瞬間は、きっと面白いことになるはずだ。果たして磯野家の人々の生活は、海の向こうでも受け入れてもらえるだろうか。

取材・文/集英社オンライン編集部