プロデュースではなくコミュニティづくり

──2026年の展望は?

もう一度足元を固める年かなと思っています。今年ガッと知名度を上げたことで、足元ではグラついている部分が出てきていると思うんです。そこを補強しつつ、できる仕事はやっていきます。ただ今年のようにプロモーションだからといって無料での稼働はしないと思います。

今年、プロモーションに使っていた時間を今度は風俗の女の子ためのコミュニティ作りであったり、雇用を生む環境作りに充てたい。そのための未来の投資だったら無料でも動きます。ただグラビアであったり、自分のプロモーションは弱まるかもしれないです。

2025年は利益よりプロモーションを優先した
2025年は利益よりプロモーションを優先した

──すでに大金を稼いでいますが、風俗は来年も続けるのですか。

私は自分が脱ぐ仕事をしなくなったら、女の子に対して発言しないと決めているんです。自分が現役の女の子に対して完全にプロデュースに回るのって、35歳くらいになるまでは失礼な気がしていて。

私が風俗を上がって「じゃあ女の子で稼ごう」と思ったら、もうちょっとゲスい感じがしちゃうんですよ。だったら自分も脱ぐ仕事をして、相手と目線をそろえることで見えることもあるし、女の子が嫌な気持ちになりづらいかなと思って。だから風俗の仕事はまだやめるつもりはないです。

同時に「60分20万円」といっても、それ以上の売上は見込めません。風俗はすごくいい仕事だし、好きではあるんですけど、60歳までやれるわけじゃない。他の仕事で億単位のお金を稼げている今、風俗にリソースを割く優先順位は低いとも考えています。

なので新宿の「SODランド」でイベントをしたときにシャンパンを開けてくれた方や、写真集の10冊券のイベントに来てくれた方は優先的に予約を取れたり。あくまで、るるたんのいろいろな活動を応援している人だけが会えるようにしています。なので、風俗だけが目的の人には会いづらい感じになっています。