一人は学校を休むことが多く“不登校気味”だった
近隣住民によると、亡くなった子どもの一人は学校を休むことが多く“不登校気味”だったという。事件が起きた日も、子どもの一人は登校せず自宅にいたことがわかっており、残る二人の子どもは登校していたことも警察の調べでわかっている。
現場近くに住む別の70代男性は、円満だった家族の様子をこう証言する。
「家族だんらんの様子を何度も見てきました。次男と三男がよく外でキャッ!キャッ!と遊んでいる様子もいっぱい見てきました。普通の家族ですよ。ケンカの声とかも聞こえないし、トラブルなんて聞いたこともありません。
今年の夏も、自宅前で父親が職場の人を呼んで家族とともに楽しくバーベキューをしていた様子を見ています。ほかの日は自宅前に家庭用の大型ビニールプールを設置し、次男と三男が楽しそうに水遊びしている様子も何回か目撃しています。次男と三男が小学校へ入学する前は、朝早くに両親のどちらかが自家用車で保育園か幼稚園かに送って行っていましたね」
70代男性は最後に、涙を流し両手で顔を押さえながらこう話した。
「なんでこんな悲しい事件が起きてしまったのか。近隣住民として、どうして頼ってもらえなかったのか。本当に心が痛いです。変化に気づくことができなくて、いまはただただ、申し訳ないという気持ちでいっぱいです」
警視庁は事件のいきさつを詳しく調べている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













