「これまでも多くの人が辞めていきました」
前出の元従業員が説明する。
「イーウェーブモーニングは2020年にオープンした店で完全歩合給制なんです。売上が多ければ多いほど収入が増え、売上がない人は給与がほとんど貰えない。『貢献していないなら店にいても意味がない』と鈴木店長やマイカさんから言われ、これまでも多くの人が辞めていきました。鈴木店長は、激しく怒るタイプですし、急にスイッチが入るようにキレるから、従業員の間では相当嫌がられていたんですよね」
夜の部の従業員も憤りを隠せないと言う。
「夜の部は最低賃金も決まっていて、朝の部のようなパワハラもない全く別の勤務実態なんです。現在、池袋での営業はできなくなり、系列の別店舗に女の子たちが出勤している状況です。私は今、湯島まで1時間以上かけて通っており、以前の常連客とも会いづらい。
また、バックヤードに寝泊まりしていたという情報が出回ったことで、既存のお客さまから『事件を知っていたのではないか』と疑われて本当に迷惑です」
夜の部の店は今後、店名を変える予定だという。警視庁は他にも余罪がないか、事件の解明を急いでいる。
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取材・文／集英社オンライン編集部ニュース班
