「シャンパンの瓶で頭を殴られたり、蹴られたりしていた」
社会部記者によると、鈴木容疑者と田野容疑者の2人は去年10月から今年の7月にかけて、20代の女性従業員に「お前の接客態度が悪いから稼げないんだ」「金遣いが荒いから管理してやる」などと言い、頭を殴るなどの暴行を加えて脅迫し、ガールズバーでの労働を強制した疑いがもたれている。被害に遭った20代女性は、抗拒不能な状態に陥っていたという。
事件の舞台となったガールズバー「イーウェーブモーニング」はJR池袋駅西口から徒歩5分先にある雑居ビルの7階にある。午前5時から午後8時まで営業する「朝の部」の店舗で、「夜の部」の別店舗から間借り営業していたという。
被害者女性が池袋のガールズバーで働き始めたのは、去年9月のことだった。
「被害者の子は店内にある1畳ほどしかないバックヤードに寝泊まりさせられており、GPS装置で位置情報を監視されていた」（社会部記者）
警視庁保安課によると、被害女性は3カ月で400人と売春し、600万円ほど売り上げており、そのほとんどを2人に送金していたという。また、多い日は1日に13人と売春させられたこともあったと説明しているという。
田野容疑者をめぐって、集英社オンラインは＃1〜2で美人すぎる犯罪者と話題になった田野容疑者について詳報している。
元従業員のAさんによると、田野容疑者は店のマネージャーとして女性従業員の教育係を務めるかたわら、「マイカ」と源氏名を名乗って自身もカウンターに立ち、接客を行なっていた。
「マイカさん（＝田野容疑者）はずっと売上がダントツ1位で、数百万円は月に絶対売上を立てており、1000万円を超えた月もあると聞きます。他の子がマイカさんの成績を抜いたことは一度もありません。
被害にあった子は、『ブスで売上もないくせに』と店長の鈴木とマイカさんから客の目の前でキレられたり、店長から非常階段によく呼び出され、シャンパンの瓶で頭を殴られたり、蹴られたりしていた」（Aさん）
