「スーパーバイオリニスト両津!!の巻」(ジャンプ・コミックス第155巻収録)
今回は、警察署の音楽会にのぞむ両さんが、大原部長から小馬鹿にされて一念発起! バイオリン演奏を習得しようと奮闘するお話をお届けする。
本作で両さんが挑む楽器は、バイオリン。
バイオリンは、4本の弦を馬の尾の毛で作った弓で、こすって音を鳴らす「擦弦(さつげん)楽器」の一種。人間の声同様に耳に馴染む音色と音域(音の高低の幅)を持ち、多彩な表現が可能な楽器だ。オーケストラの中では、主役的な役割を果たすセクションを形成する。
両さんは、バイオリンの特性を活かした繊細かつ大胆なテクニックとセンスを手に入れられるのだろうか……?
なお、両さんにバイオリンを教える超一流バイオリニストのガンディーニは、麗子のバイオリンの師だ。かつて「ストラディバリ狂騒曲!の巻」(ジャンプ・コミックス第85巻収録)で来日し、両さんとはすっかり意気投合した仲の好漢だ。機会があれば、このお話も一読をおススメする。
さて、両さんと楽器といえば、『こち亀』ファンが真っ先に思い出すのが、小学生の頃に、クラスのかわいい女の子の縦笛を舐ようとする男子児童たちを罠にはめてたエピソード……のはずだ。
だが意外にも、両さんが楽器を手にして演奏に携わるエピソードはいくつも存在するのだ。
その中の一作、「ピアノ二重奏(デュオ)の巻」(ジャンプ・コミックス第171巻収録)では、大原部長とコンビを組んでピアノの連弾をすることに。このお話は11月4日(火)からお届けするので、お楽しみに。
それでは次のページから、名バイオリニスト・両津が爆誕する(!?)お話をお楽しみください!!



















