ポジションはFW、足も速くゴールも決められる選手
#11で報じたように、石川容疑者はサッカークラブを担当しており、自身もサッカーをしていてJリーグのサンフレッチェ広島が好きだと話していた。また、今年4月から赴任した勤務先の中学校の出身だったという。
石川容疑者を知る知人が語る。
「高校は横須賀市内にあるサッカーの名門校へ進学しました。インターハイでの全国優勝経験のある強豪校で、プロも数人出ています。
各地からジュニアユースの選手が入部し、部員数は全学年合わせて100人を軽く超えます。石川くんはレギュラーではありませんでしたが、部活を頑張っていたと聞いています。
サッカーに力を入れている家庭で、兄弟も名門校でプレーをしていたそう。地元の葉山の同世代の間では名が知られたサッカー一家の出身です」
石川容疑者のSNSによると、高校卒業後は東京都渋谷区にある専門学校へ進学し、教員免許を取得したとみられる。社会人になっても、横須賀にある社会人サッカークラブに所属していた。
社会人サッカークラブの関係者は、
「『カツ』と呼ばれていて、ウチで2019年からプレーをしていました。ポジションはFWで、足も速く、ゴールも決められる選手として認識していました。アディショナルタイムで得点を決めることもあり、活躍していた選手です。
カツは葉山出身と聞いており、横須賀のサッカー名門校のOBであることから、その縁で入団してくれました」
サッカークラブの幹部は今回の逮捕を受け、「誠に遺憾です」とコメントした。
「事件はネットニュースで知りました。石川さんはいま、ウチでの選手登録がありません。ウチは社会人サッカーチームで、遊びではなく試合で勝つことを目的としたチーム。横須賀にはサッカー日本代表の伊東純也などサッカーで活躍している選手も多く、サッカーの街といっても過言ではありません。
僕たちも横須賀をサッカーで盛り上げたいなと思い、チームを発足しました。こんな不祥事を起こす人とは思わなかったのですが、非常に残念です」(クラブ幹部)