東京ダイナマイトの漫才を完コピ
──二郎さんが最初に金属バットと会ったのは?
ハチミツ二郎(以下、二郎) 「東京出てきたの?」「いや、まだ大阪です」っていうやりとりをした記憶があるから、東京の劇場の楽屋かな。
友保隼平(以下、友保) 新宿のルミネtheよしもとですかね。
小林圭輔(以下、小林) THE SECONDで当たるよりは前やったと思います。
二郎 会う前からもちろんネタは知ってたけど。あんなインパクトあるから。
──金属バットのお二人が東京ダイナマイトを知ったのは?
友保 わしはM-1(2004年の決勝)ですね。
小林 俺もM-1かな。
友保 全国放送の決勝のステージやのに、登場から刃物持って、えらいおそろしい。
二郎 俺たちがまだ侍だった頃ね。
友保 侍ちゃいます、あれヤ●ザです。
二郎 あの頃のM-1は審査員も厳しかったから。だって点数が50点とかだよ。
友保 あの頃はエグかった。
──2023年のTHE SECONDについても聞かせてください。東京ダイナマイトと金属バットが対戦するはずが、二郎さんの体調不良によって東京ダイナマイトが欠場、不戦勝が決まっている中、金属バットは東京ダイナマイトの漫才をコピーしたネタを披露しました。
友保 あれめっちゃスベッたな。
二郎 ネタ見てる人なんてほとんどいなかったでしょ。会場にいた審査員のお客さんと、エントリーした芸人くらいしか見てないんじゃないか。
小林 ですかね。配信はありましたけどね。
二郎 対戦はなくても、ネタはやらないといけなかったの?
友保 そうなんすよ。やから、どうせならってことで。
二郎 一番めんどくさいことやったんだ。
友保 自分らの漫才とはテンポも違うんで、めっちゃむずかったです。
小林 めっちゃ緊張したよな。
友保 ごっつ緊張した。おもろかったけどな。
二郎 俺は小学生の娘と配信で観たんだけど、「次こうなるよ」とか言ってたら「なんでわかるの!?」って驚いてた。
友保 ええ話や。