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旧社会主義国は「男女平等」のユートピアだった!? アメリカより東欧のほうが女性の科学者やエンジニアが多い納得の理由
ソ連が崩壊したことで失敗だったという評価が下されがちな旧社会主義国。しかし、「男女平等」の観点から見ると、ユートピアのような一面があったという。旧社会主義国であるハンガリーでは家事が外注化されていて、1982年の調査によると、女性で専業主婦と分類されていたのはわずか5パーセントだったというが……。
その背景を、科学ジャーナリストのアンジェラ・サイニーが仔細に分析した『家父長制の起源』より一部抜粋、再編集してお届けする。
家父長制の起源 #1
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この記事のまとめ
- #1旧社会主義国は「男女平等」のユートピアだった!? アメリカより東欧のほうが女性の科学者やエンジニアが多い納得の理由
- #2太古の昔から男性優位社会は本当か? 最新の霊長類研究が明かす、驚くべき事実「人類にとって家父長制が自然だとは言い過ぎ」
- #3ボコ・ハラムに拉致された少女たちはなぜ組織に留まることを選んだのか? 故郷に戻るよりも「はるかに自由がある」という悲しき実態
- #4「男は狩りに女は赤ん坊と待っていた」はウソ。原始時代、女も小動物を狩っていた。最新の研究で明らかになった家父長制神話の真実
- #5「〇〇さんと違って、きみは女子力高いね〜」家父長制は女性たちを共犯に引き込みつつ分断するというシステム…だが、目の前の状況は変えられるはず
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