香港で発見 怖すぎる赤い封筒

台湾など中華圏の一部では赤い封筒を拾うと、“死者”と結婚しなければならないという文化がある。封筒は、ご祝儀袋のような形状をしていて、一見縁起がいいようにも見えるが、中にはいくらかのお金とともに、女性の写真や髪の毛が入っているというのだ。

その女性は若くして亡くなってしまった人で、遺族が“せめて結婚させてあげたい”という思いから、このようなことを行っている。封筒を拾うと、その様子を隠れて見ていた女性の家族が現れて、そのまま女性の遺体と結婚、つまり“冥婚”させられてしまう。

昔話のようにも聞こえるこの文化だが、つい先日、香港旅行に行っていたという男性が、実際に赤い封筒が香港の街中に落ちている様子をSNSに投稿していた。

香港に落ちていた赤い封筒(@jackertypeさん提供)
香港に落ちていた赤い封筒(@jackertypeさん提供)

路上にいくつも散らばっている赤い封筒は、踏まれたような跡があって、雑に扱われている感じだが、いったい現地での周りの反応はどういうものだったのだろうか。実際に本人に話を聞いた。