「児童発達支援士」「発達障害コミュニケーションサポーター」の資格を取得
近年では彼女を色眼鏡で見ず、その考えを尊重する現場が増えているという。
バラエティ番組『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系列)で見せた巧みなトークは共感と笑いを呼び、それがネットニュースとしても取り上げられた。
また、発達障害を抱える子どもたちをサポートするNHK Eテレ『でこぼこポン!』での活躍、そして、番組をきっかけに「児童発達支援士」、「発達障害コミュニケーションサポーター」の資格を取得したというエピソードも、彼女の人間としての豊かさや向上心を世間に伝えたと言える。
「くりぃむしちゅーの上田さんからも、昔は“こいつ呼んだの誰?”で終わらせられてたのが、今はちゃんと内容を聞いてツッコんでくれるようになりました。
ちなみに児童発達支援士の話をするときには本当にみなさん、真面目に耳を傾けてくださる。それはそれでボケることができないんですけど(笑)。“面白いな、楽しいな”って思える現場が多くなりましたね」
芸人・タレントとしてようやく居心地のいい場所を見つけつつある鳥居だが、昔から唯一、話を聞いてくれた司会者として、意外な名前を挙げた。
「出会った当初から私の話をきちんと聞いた上でツッコんでくれていたのは、千原ジュニアさんです。“鳥居は、ちゃんと考えてるもんな”と会うたびに言ってくださって、本当に上司の見本みたいな存在。尊敬していますね。
私、争うのが大嫌いなのに『座王』(『千原ジュニアの座王』。椅子取りゲームとショートネタバトルがミックスされたバラエティ)のオファーを受けたのも、ジュニアさんが司会でいてくれるという安心感があるから。審査員にどんな審査をされようと、引っ張ってもらえると信じているんです。
『座王』がなんで椅子を奪い合うかはよくわかってないんですけどね。ジュニアさんは椅子に親でも殺されたんでしょうか?」