「人生リセット!の巻」(ジャンプ・コミックス125巻収録)
今回は、両さんが自分の職業の適性について真面目に悩んだあげくに転職してしまう、珍しいお話をお届けする。
両さんは本作中で「わしは警察官に向いていない…」と悩みはじめるのだが、中川や麗子は「天職だ」と返す。その理由は、不祥事の数々があるにもかかわらずクビになっていないから! 確かに、両さんのやらかしの数々は普通なら懲戒解雇ものだし、前科者になりかねないものも数知れず。
ちなみに、両さんがなぜ警察に奉職するようになったかというと…。浅草では有名な暴れん坊だった両さんは、中学生の頃から何度も葛飾署少年課のやっかいになっていた。
高校に入ると半ば預けられるようにして署の柔道の練習に出るようになるが、学生とは思えないほどの強さを発揮。
その後、いつの間にか警察官採用試験を受けさせられると、みごと合格。警察学校入学→卒業後に葛飾署に配属と相成った。要は、地域の厄介者になりかねない悪ガキを、その体力とバイタリティーを活かせる警察官に仕立て上げたわけだ。
それでは次のページから、両さんが大胆な転職に挑むお話をお楽しみください!!