飲みでしか得られない情報があるという意見も…

こうした「飲み会不要」の機運が高まる一方で、職場での「飲みニケーション」に対して理解を示す意見もある。

〈アホやなぁ。飲みで得られる自分に有利な情報って相当あると思うが。喫茶店で聞ける話と、居酒屋で聞ける話が一緒とは限らんだろうに〉

〈私もアンチ飲みニケーションなんだけど、会社の飲み会が好きな人や"好きなフリができる人"のほうが仕事ができるってのは事実なんだよな〉

〈「飲みニケーション」は出ておくことで、ミスっても助けてくれる誰かが出てきてくれるみたいなところあるから、一概に不要とも言えんところがアレ〉

〈飲みニケーション やはり効果は絶大。お酒が入らなくても良い。食事会で良い。一緒に食べるって大事なんだよね〉

〈自分が中間管理職になってわかったけど、リモートワークは非効率的だし、自宅でできる業務でも出社する意味はあるし、チャットよりは電話で話すべきだし、業務に直結しないビジネスマナーも押さえておくべきだし、飲みニケーションは大事なんだよなあ〉

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今回のアンケート結果では、「不要」「どちらかといえば不要」といった回答が56.4%と僅差で上回ったが、まだまだ飲みニケーションを必要と感じている人も少なくないのが現状だ。

また、職場での飲み会は、避けて通れない人も多いだろう。

肯定派も否定的派も、せっかく同じ卓を囲んで杯を交わすからには、自分もまわりも楽しめるような細かい配慮がこれまで以上に必要なことは間違いなさそうだ。

取材・文/集英社オンライン編集部