日光が入らない部屋でも“丁寧な暮らし”がしたい

恋愛がなかなかうまくいかないあんじゅ先生だが、自分自身の問題点については次のように分析する。

「やっぱり、私の女子力のなさが原因でしょうね。最近Vlogを見るのにハマっているのですが、朝早く起きてお部屋を掃除して、メイクしてカフェに行って……みたいな、ああいう女子力というか、丁寧な暮らしがいまの自分には圧倒的に足りていないと思います。

でも、丁寧な暮らしをするには自然光が必要不可欠じゃないですか。それなのにいま私が住んでいる家は、本当に日光が1ミリも入らない部屋なんです。内見せずに決めてしまったことを今になって後悔しています」

「朝なのか…?写真です」とXにも投稿しているくらい暗い部屋…
「朝なのか…?写真です」とXにも投稿しているくらい暗い部屋…

あんじゅ先生の運の悪さは、婚活にも災いしているようで。

「以前、オンラインお見合いコンテンツのPR案件をいただいたことがありまして。オンライン上で5人くらいの男性と順番に1:1で話していくのですが、なぜか私のときだけ最初の10分以降まったく繋がらなくなってしまい。

ほかの男女はみんなちゃんと話せているのに、私だけ、どのデバイスを使っても復旧できず。だから、私と話すターンが来たときだけ、男性陣みんな休憩時間みたいになってて(笑)。私、呪われているのかもしれません」

これだけさまざまな“ネタ”を持っているなら、もはや結婚できないままのほうがおもしろそうだが……。

「いやいや結婚したいですよ(笑)! そもそも、大学職員を辞めて絵の仕事を始めたのも、ハイスペと結婚してゆっくり家で好きなことやるっていう夢があったからなので。

気が付いたら恋愛よりも仕事に熱中して、ここまで来てしまいましたが、仕事が軌道に乗った今だからこそパートナーがほしいと感じます。もちろんひとりで自由に生きるのも素敵だと思いますが、私は家族に憧れがあるので。もう少し婚活を頑張りたいです!」

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最後に、婚活に奮闘している人々へ、あんじゅ先生からメッセージをもらった。

「毎日忙しいというのはみんな共通していると思ってて。だからDMやLINEでは変な駆け引きをせず、自分の思いとか伝えたいことはしっかりまとめて送り、相手に余計な時間や手間を取らせないよう配慮するのが大切だと思います。

私はあのイラスト一枚で自分のいいところや特徴をまとめたつもりです。引き続きお仕事を頑張りつつ、いい人にも出会えたらなーと思ってます!」

取材・文/渡辺ありさ 撮影/恵原裕二