カップルで性を売り物にする理由を当事者が証言

「彼らは手持ち撮影だけでなく、何台もカメラを置いて定点撮影したり、湖のボートの上で性行為しながらドローンで撮影するなど、動画的にかなり見ごたえがありました。

ただし、公共の施設と思われる場所や野外でも撮影をしている動画もあったから『大丈夫なのかな?』とも思ってました」

湖上でドローンを使った撮影をするなどこだわりも強かったという(容疑者が投稿した動画より)
湖上でドローンを使った撮影をするなどこだわりも強かったという(容疑者が投稿した動画より)

板橋容疑者らといい、この男性のカップルといい、なぜ自らの性を売り物にするのだろうか。

「自分は彼女との性行為を動画撮影するのがもともと趣味で、数年前からそういった動画に修正を入れて違法にあたらない範囲で同人サイトで販売していました。もちろん彼女も同意の上です。

当初は『僕のかわいい彼女を見てよ』という感覚でやってましたが、最近は脱サラして本腰入れてやってます。最高月収は約200万円です」

当たれば高収入につながるだけに、逮捕や身バレのリスクを負ってでも自身のわいせつ動画の投稿する価値があると考える人は、年々増加しているという。

「アメリカのタブロイド紙『ニューヨーク・ポスト』によると『セックスワークこそ女性が億万長者になれる夢の職業』とする論調も増えており、実際、アメリカでは月収1000万円クラスの性界隈のクリエイターは数え切れないほどいます。

日本人女性は外国人に人気ですし、世界中で見られることになれば収益もすごいことになるでしょう。それに目がくらんで過激な違法動画を投稿しまくってしまったのが今回のケース。でも、今後もこのような逮捕者は出続けると思いますよ」(業界関係者)

本人SNSより
本人SNSより
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板橋容疑者と桐容疑者は12日の逮捕の際、報道陣を前に必死に顔を隠していたが「隠すところはそこじゃない」とある捜査関係者は失笑していた。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班