「私、何でも飲んじゃうんですよ」
――スナックといえば、お酒を飲みながら悩み相談をしたりします。高橋さん自身もお酒好きとのことですが、そういう場で悩み相談はしますか。
高橋(以下同) お酒を飲むと悩みを話すことが多いですかね。毎回悩みを話す側ってわけでもないんですけど、考えを整理するのはお酒と一緒なことが多いかも。
――髙橋さん自身は後輩の悩みは聞くほうですか。
頼ってもらえることもあるのですが、先輩然とした私が良いなら、ランチのほうがオススメです。飲みの場になっちゃうと、結論が混沌としちゃうから。私が理性的に回答しているとなるとランチです。
――飲みの場だと混沌?
ぐちぐちしちゃうなあと(笑)。もちろん一緒にいる相手で変わってくるとは思うんですけど、どうしたら良くなるかなっていうことを愚痴りたくなってしまう。
「あれがすごく嫌だった、辛い」じゃなくて、「この仕事がこうだったんだけど、もっとこうしたらよかったのかな?」みたいな、明日への活力になるお酒の飲み方をしたい。でも、あくまで希望です。ちゃんと理性を保てているかわかんないんですけど(笑)。
――理性を保てる?? そんなに飲むんですか。
(笑)。理性がなくなるまで飲むとかはだいぶなくなったと思います。知らない間に家に着いていたことも数回だけかな……。誰かに迷惑をかけてたらそれは反省すべきなんですけど、幸い友達に恵まれて無事に家にも帰れたから、記憶が無くなる飲み方もたまにはいいのかなっていう気持ちも2割ぐらいはあります(笑)。ほんと、それだけ飲めたら幸せなんですけど。
でも、記憶をなくすのってもったいないなとも思ったんです。そのときの楽しかった会話が自分の中からなくなっちゃうなんて。なので最近はちゃんとチェイサーも用意しています。
――本当にお酒が好きなんですね。
私、何でも飲んじゃうんですよ。ビールからのハイボール、ハイボール、ハイボール、ハイボールで、そこからワインに行く人や日本酒に行く人がいたらそれを一緒に飲む、みたいな感じで。その日の流れに合わせて飲んじゃうので、結局いつもチェイサーを忘れがちではあるんですが(笑)。