アフターで顔を向き合わせてチュッチュッとキスを3回ほどした
今年1月に、妻とひとり息子とともに故郷の宮崎に住民票を移し、高齢者や子育て世代を中心とした支援に取り組んでいた西本被告。夫の起訴を知った際、妻のA子さんは泣き崩れたという。
事件のあらましはこうだ。
9月2日、妻のA子さんが勤めるキャバクラ店に公務後に入店。被害者のキャバクラ嬢のB子さん(36歳)をはじめ、妻のA子さんとともに深夜1時ごろまで飲んでいたという。
「妻もいる場で西本容疑者とB子さん、西本容疑者の友人らでアフターに行こうとなったようですが、A子さんを除く複数名で店を出たそうです。その前にA子さんはB子さんに『夫と2人きりになりそうになったら帰ってね』と釘を刺したそうです」(A子さんの知人)
しかしその約束は守られることなく、午前1時半頃から1軒目の居酒屋のカウンター席で西本被告とB子さんは2人で飲み、その後、午前2時から3時過ぎまでシーシャバーで過ごしたという。
その店での二人の様子を目撃した店員はこう証言した。
「2人掛けのソファー席で並んで座り、女性が西本さんの膝の上に乗るのを3、4回見ました。また、顔を向き合わせて軽くチュッチュッという感じのキスを3回ほどしていました。2人とも泥酔というほどまでではなく、意識はしっかりしてるように見えました。その後は店を出て、ラブホ街方面に歩いていきました」
後日、西本被告は不同意性交致傷罪で逮捕されるのだが、B子さんが「ベッドに押し当てられ着衣の上から胸部や陰部に触れ、逃走しようとしたところ全治7日間の傷を負わされた」と主張したのに対し、西本被告の主張は大きく割れていた。
西本被告と接見をしてきた加藤博太郎弁護士が解説する。
「シーシャバーを出た後、近くのホテルの目の前で入る入らないといったやりとりが30秒ほどあったそうです。手を握ってホテルに入るやりとりはしたようですが、強引に引っ張ったり、暴力をふるうなどはしてないようです。その後、ホテルの部屋に入った後も、暴力はふるってないし、服を脱がしてもない。性交渉はしていないとのことでした。その後は女性がフロントに『今から帰ります』と電話して部屋を出て、それからクレイジー君も帰ったと話しています」