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「あの時代にトー横があったら僕もキッズになっていた」

――小学生のときはどのような子供でしたか?

MiA(以下、同) K-1選手になりたいと空手を始めて、学校にほとんど行かずに道場に通っているような子どもでした。

――登校拒否をしていたのですか?

早起きが辛くて……。遅刻すれば怒られるし、給食も嫌い。だったらもう、学校は行きたくないな、と。9時半に道場に行って夕方、家に帰る毎日でした。

8月に乳首切除を報告したMiA
8月に乳首切除を報告したMiA
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――お母さんはなんと?

ひとりっ子でしたけど、親からの干渉はありませんでした。
でも母が超絶メンヘラで、どこに地雷があるかわからないタイプの女性で……。

だから家にいるときは存在を消してたし、家になるべくいたくなかったんで道場に逃げ込んでたって感じですね。あの時代にトー横があったら僕もキッズになってたかもしれません(笑)。

――複雑な家庭だったんですね。

両親は17歳同士で結婚して僕を産みましたが、父はあまり家庭を顧みないタイプだったから母も大変だったんだと思います。
過干渉ではないだけよかったけど、同じ部屋にいるだけで怒鳴られたりと、とにかく触れちゃいけない人で、僕がどういう行動をとったらこの人は怒らないんだろうと冷静に見ていました。

インタビューに応じるMiA
インタビューに応じるMiA

――当時の心の支えは?

それこそ空手道場や大山倍達を描いた『空手バカ一代』ですね。大山さんの「売られた喧嘩は買え!」という教えに基づき喧嘩は威勢よく買ったみたいな。ただ非行に走ることはありませんでしたよ。