自作のロングスカートは1日で先生に切られ
「昭和のヤンキー文化にビビッときてしまいまして、『これは自分もやらなあかん!』と……。夏用と冬用の制服スカートを縫い合わせてロングスカートにして、髪の毛もソバージュヘアにしてもらいました。
さらに、スクールバッグに“夜露死苦”と書いたり『湘南爆走族』のステッカーを貼ったりして“スケバンスタイル”で学校に行くようになりました。
まあ、スカートは生徒指導の先生に校門で捕まって初日で丈を切られちゃいましたが(苦笑)」
学校ではすっかり変わり者のレッテルを貼られてしまったが、彼女の昭和愛は日を追うごとに増すばかり。
4年前の大学1年時には『シャコタン☆ブギ』というヤンキー漫画に影響を受け、鈴鹿サーキットで毎年行なわれる旧車ファンの祭典「ハチマルミーティング」にも参加。
そのときに撮影した写真を今年7月2日にTwitterに投稿したところ、さらなる大反響。「あなた、タイムスリップしとるやろ」「昔のヤンキーピースありがとうございます!」などの反響が相次ぎ、5.7万件以上のいいね、1100万回以上の閲覧回数を記録した。
「あえて昭和な感じを狙って、衣装やスタイルをコーディネートしたのがよかったのかも。肩パッドはバブリースーツっぽいなと思ってリサイクルショップで400円で買いました。前で締めるゴム製のベルトは、おばあちゃんのなんですよ。ボディコンっぽさが気に入っていて一番のポイントです」
4年の時を経て脚光を浴びた一枚は、彼女の知名度をさらに引き上げることに。強い影響力を持つようになったマリンさんだが、ノスタルジックに昭和を消費するだけではない。彼女の提唱するのはズバリ“ネオ昭和”。