「一生守っていく」みたいなセリフもよくインスタにあげてた
伊藤容疑者は紗菜さんに相当入れ込んでいたようだ。インスタグラムのアカウント名にもそれは表れていた。
「龍稀くんはだいぶ好きだったんじゃないですかね。インスタのアカウント名も数字で3737だったかな、『サナサナ』みたいになってましたし。『一生守っていく』みたいなセリフもよくあげてたので、イタいというか、キャラ変わったなって思ってました。その後はインスタのフォローを外しちゃいましたけど、私が繋がってたときはもっと投稿数があって、なんか別れたりくっついたりを繰り返している印象を受けましたよ」(前同)
SNSでメンヘラチックなやりとりをさらすようになった伊藤容疑者と紗菜さんの2人がリアルで出会ったのは、東京・蒲田の飲食店だった。系列店で働く2人の知人女性はこう証言した。
「2年前の夏くらいに龍稀さんと紗菜ちゃんは同じ店で働いていました。時期にすると数カ月くらいのもので、私が知る限りは2人が付き合い出したのはそのころだと思います。従業員同士の交際は禁じられていたので、2人ともお店を辞めました。私はもともと龍稀さんの友人たちと繋がりがあったので、彼に誘われて横浜のキャバクラで一緒に働いたこともありました。龍稀さんはすごいモテてましたよ。可愛いというか、アイドルっぽいところもありながらワイルドさもあり、すごくイケメンでしたから」
同じ店で働く紗菜さんの知人女性は、伊藤容疑者の「危ない」一面を垣間見たことがあったと言う。
「紗菜さんは可愛くていい子でしたね。龍稀さんとはインスタグラムでは繋がっていて、紗菜ちゃんと揉めた時によく『あの女はヤバい』と彼女を貶めるようなインスタライブをやっていました。2人がどういう付き合いをしてたか詳しくは知りませんが、DVをする人とか独占欲が強い人って自分は浮気してもいいけど相手はダメ、みたいな人も多いし、そんな感じだったのかもしれないですね。私も紗菜ちゃんが別れたがってたという話は聞いていたので、こんなことになって残念です」
そのインスタグラムについて、伊藤容疑者の中学時代の友人はこう指摘する。
「龍稀はインスタのアカウントを持っていて、この3737って数字のやつは、一番最近のやつかひとつ前のやつですね。これってもう紗菜さんに対してDMを送るためだったりアピールするためのアカウントで、それがいくつもあるんですよ。自分も全部フォローしてるわけじゃないですけど、『ソーリーサナ』ってアカウント名もありましたから。何とかしてよりを戻すために、そうやって紗菜さんにいろいろ伝えようとしてたんだと思います』