コネクテッド化でさらに便利に!

──大手通販サイトでも、自転車を電動化する電動アシストユニット(海外製)を見かけますが、ホンダが設計したものとは何が違うんですか?

違いは2つあると思います。1つ目は、電動アシストの出力が、日本国内の法規に準拠していることです。

法律は国によって違います。海外から輸入された製品の中には日本の法規に適合していない製品も見られます。アシストできる範囲が広く、スピードが出すぎるため、日本では電動アシスト自転車として公道で乗ることはできないのです。

2つ目は、自転車とスマートフォンとサーバーのコネクテッド化です。電動アシストユニットとスマホがBluetoothでやり取りできるようにしました。さらにそこで得た自転車の速度や走行距離、消費カロリーといった走行データをホンダの管理するオンラインサーバーと結びつけます。そうすることで、専用アプリを通じて、これまでにない新しい機能を使えるようになり、今後も、さまざまなサービスをアップデートしていけます。

自転車とサーバーを連携させ、新しい機能を実現
自転車とサーバーを連携させ、新しい機能を実現

──「これまでにない新しい機能」とはなんですか?

例えば、スマートフォンからきめ細やかな出力調整が可能です。従来の「強・中・弱」といった大ざっぱなものではなく、走行状況にあわせられるAIモードを搭載し、快適な走行を実現します。

また運転補助機能付きの自動車のように自動で異常を検知します。電動アシストシステムの故障やエラー、バッテリーの残量表示など速やかにユーザーに通知することで使い勝手と安心感を向上させます。

盗難対策としては、スマートフォンが電動アシスト機能起動の電子キーとなり、GPSで自転車の位置情報を管理することが可能です。情報をアプリで共有し、保護者はお子さんがどこにいるかを確認できますし、仲間同士のサイクリングでも、集合場所の共有や互いの位置の確認などに役立ちます。

スマホアプリのメーター画面
スマホアプリのメーター画面