自分の無力さが嫌になる

周囲の人たちによって精神を蝕まれていますが、結局この状況を受け入れているのは自分で自分自身にも原因があるということです。

最初の頃は、上司のせいでメンタルがやられていると思っていましたが、だんだんと考えが変わりました。

同じ職場にいるということは僕も上司も同レベルの人間であり、上司もブラックな環境にいる社畜。その下にいる僕も当然社畜です。

だったらほかの環境に移ればいいけど、そうしないのは易々と動けないからです。圧倒的な実力があれば、ホワイトな環境にも行けますし、今の職場でもうまく立ち回り、ブラックな労働を回避できるはずです。

結局、自分に能力も才能もないので、身を粉にしながら働いて、代理店からの無茶な仕事の依頼を断ることもできずに疲弊しつづけています。

〈実話・ブラック社畜の生活〉便器いっぱいに飛び散る鮮血、それをバレないように掃除する日々…上司の恫喝、同僚の裏切り「それでも自分の無能さに嫌気がさすばかり」_4

もっと自分の能力を発揮できる場があるはずで、頑張ればそこへ行けると思っていましたが、甘い考えでした。そんな都合よくベストな環境が揃うわけがないです。今いる環境で高いパフォーマンスを出しつづけることが大事です。

そんな自分の無能さが嫌になります。

ブラックな環境によって自分の能力が損なわれていると思っていましたが、そんなことはなかったです。劣悪な職場に集い、社畜をしているのは、その人自身にも問題があるからだということが見えてきました。(もちろん会社側にも問題はあると思います)

自分の敵は自分自身です。環境のせいにするのではなく、自分と向き合い打開していかなければと思うようになりました。