デビューしてから猛スピードで駆け抜けた

「僕はほめられることを常に求めて生きている人間(笑)」西畑大吾(なにわ男子)がビビりをかえりみずにホラー映画に初挑戦_7
©️2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会

──なにわ男子は個人の活動も活発ですが、グループの未来について、メンバーで話したりすることはありますか? 今後について教えてください。

メンバー同士で話すことはよくあります。短期目標、長期目標などをみんなで話すのですが、昨年末から現在の活動は、去年の夏頃に話し合ったことを軸にしているんです。

そのとき目標として掲げていたのが「NHK紅白歌合戦」出場と「24時間テレビ 愛は地球を救う」のメインパーソナリティでした。正直、昨年の夏に語り合っていたことが1年もたたずに実現したことに、僕ら自身が驚いています(「紅白歌合戦」は2022年の12月31日に初出場。「24時間テレビ 愛は地球を救う」はメインパーソナリティを務めることが決定)。

デビューしてからものすごいスピードで走ってきたので、今後、どこかで立ち止まったり、転んだりするかもしれませんが、目の前のいただいた仕事に真剣に向き合い、結果につなげていきたいと思います。

──個人の活動はいかがでしょうか? 俳優としての目標、やってみたい役などは?

大好きな漫画がありまして。その漫画が実写映画化されたら、ちょい役でもいいので関わりたいなと、密かな願望を抱いています。

──漫画のタイトルは?

コメディ+感動もので、まだ実写化されていない漫画です。タイトルは……内緒です。ご想像にお任せします(笑)

──グループから離れて俳優のお仕事をやるときに心がけていることはありますか?

俳優の仕事をするときは「お邪魔させていただく」という気持ちです。西畑大吾個人ではなく、なにわ男子でアイドル活動をしている西畑だから呼んでいただけたと思っているので。その気持ちは常に心に置いておきたい。

プロの俳優さんたちに胸を借りながらも、負けないようにやるぞ!といつも思っていますし、俳優専門じゃないからこそ、誰よりも努力して気合いを入れて臨まないといけないと思っています。

「僕はほめられることを常に求めて生きている人間(笑)」西畑大吾(なにわ男子)がビビりをかえりみずにホラー映画に初挑戦_8
©️2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会

──個人の活動は、なにわ男子の活動に影響を与えていますか?

今回はホラー映画なので、ホラーファンの方になにわ男子を知ってもらうチャンスですし、共演している俳優さんたちのファンの方にも、なにわ男子を知ってもらえるのではないかと。こういう機会を増やして、なにわ男子に還元していきたいと思っています。

──本当になにわ男子愛が強いですね。グループ活動の中で西畑さんが力を入れたいことは?

僕はアルバム「1st Love」の収録曲『ちゅきちゅきハリケーン』で作詞に挑戦したんです。ファンの方だからこそ理解できる、楽しめる仕掛けのある歌です。

作詞のセンスをもっと伸ばしていきたいですね。応援してくださるファンのみなさんに楽しんでいただける活動を全力でやっていきたいです。


取材・文/斎藤香

西畑大吾(にしはた・だいご)
1997年1月9日生まれ、大阪府出身。2021年、なにわ男子のメンバーとして「初心LOVE(うぶらぶ)」でデビュー。デビュー前から俳優として活躍。NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』(2014)『あさが来た』(2016)、『教場』(2020/フジテレビ)など。映画では『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』(2017)『KAPPEIカッペイ』(2022)などがある。最新ドラマは『ノッキンオン・ロックドドア』(Six STONESの松村北斗とW主演/テレビ朝日/2023年7月から放映)。なにわ男子の活動は、7月12日セカンドアルバム「POPMALL」がリリース。また「24時間テレビ 愛は地球を救う46」(日本テレビ)のメインパーソナリティを務めることが決まっている。

『忌怪島/きかいじま』(2023 上映時間:1時間49分/日本

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南の島でVR研究を行うチーム「シンセカイ」。そのVR研究に参加する為、島を訪れた天才脳科学者の片岡友彦(西畑大吾)は、研究中の仮想空間で突如“赤い女”のバグに巻き込まれる。このバグをきっかけに島民や「シンセカイ」のメンバーたちに不可解な謎と連続死が降りかかる。果たして、友彦らは無事島を脱出することができるのか―。
6月16日(金)より全国ロードショー

配給:東映
©️2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会
公式サイト:https://kikaijima-movie2023.jp/