立花氏による日曜日の緊急会見に
記者は「別に質問したいこともない」
「『全力でガーシーの無罪を応援するよ』と送った。(ガーシー容疑者は)『ありがとうございます』と。『無罪は無理でも、絶対実刑にはさせないので、気を落とさず戦い抜きましょう』と(LINEを)返した」
旧NHK党の党首を務めていた立花孝志氏は6月4日午後3時、東京都内で緊急の記者会見を開き、飛行機でドバイから成田空港に向かっていたガーシー容疑者とのLINEのやりとりを明かした。
立花氏の会見に出席した政治部記者が語る。
「緊急会見は、参院議員宿舎の会議室で行われました。これまで立花氏の定例会見は、フリーランスの記者や立花氏のファンも訪れ、1時間半から2時間かかることもザラでした。
しかし、今回は日曜日の緊急会見だったため、手続きの都合上、国会記者証をもつ記者しか入れず、出席者は大手メディアの記者10人ほどでした。
みんな早く会見を終わらせたいと思っていたし、別に質問したいこともなかったため、会見は30分もかからず終わりました」
日曜日にガーシー騒動に振り回された記者たちからは、こんな恨み節も。
「『日曜日に緊急会見に出ないといけないなんて、本当ついてないな…』とぼやく記者もいました。普段、各社の政治部で立花氏を熱心に取材している記者はいませんので、出席した記者たちは軒並み、初対面の立花氏と名刺交換していました」(前出の政治部記者)