【相原コージ】死にたい気持ちがとまらない。いつ死んでもいいように、エロ動画や写真の整理をしておこう。そしてついに決定的な出来事が
『サルでも描けるまんが教室』『勝手にシロクマ』『真・異種格闘大戦』など数々のヒット作を世に放ってきた漫画家、相原コージ。そんな彼だが、実はコロナ禍になってからうつ病になり、マンガを描くことができなくなってしまった。のみならず、自殺を決行するところまでいってしまう…そんな氏が回復するまでのあれこれを赤裸々に漫画化している。
うつ病になってマンガが描けなくなりました(4)
「気がつけば、自殺のことばかり考えている。
日常生活を送っていても
エロ動画を削除したり、無意識で身辺整理をしてしまう。
そんな日々を送っているうちに、
ついに決定的な出来事が起きてしまう…」(相原)
――作中で描かれる首吊り自殺を試みるシーンが衝撃的でした。
相原 はい。でも結局、愛猫の“きゅんきゅん”に見つめられて断念するんですけどね。この子の前では死ねないと(笑)。その後も溺死を試みたりするのですが、辛くてやめてしまったり。
そういった細かな感情の動きもできるだけリアルに伝えてくて。そういった意味で、モンド映画のような「やらせ」はないですね。
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新刊情報
「うつ病になってマンガが描けなくなりました 入院編」5月17日発売
相原コージ
2023/5/17
1,650円
152ページ
ISBN:978-4575317992
「ベテランギャグマンガ家・相原コージ、コロナ禍の中、突如うつ病に。病いと戦う日々を真摯に淡々と描いたドキュメンタリーコミック!」コロナ禍の中、けがをきっかけに突如ネームが進まず悩み、仕事に支障が出るように…。コロナで外出がままならず、孤独な状況が続く。食欲がない日々が続き、体重は激減。ついには自宅の仕事場で自殺未遂を…。そして入院。閉鎖病棟にて病いと戦う日々に。