「気分が落ちていくのにつれて、
体重も性欲も落ちていく。
ついには原稿も落としそうになり、
マンガ連載を休載することに。
この状態がずっと続くのであれば
解決策は”アレ”しかないのかもしれない…」(相原)
ーーギャグマンガ家としての相原さんは『サルまん』とか『コージ苑』とか『相原コージのなにがオモロイの?』とか、かなりロジカルでコンセプチュアルな作品を描かれてきたと思います。
相原 コンセプトって、「企画書」を書く感じなんですよね。もともとそういう企画書みたいなものを書くのは好きだったんで、それをそのままマンガとして描く感じ。
――なるほど。ある日突然、理由なく生まれる「ギャグ」を描き続けてきた相原さんが、ある日突然、理由なく「うつ」になる世界を描く、という作品だったんですね。
相原 そうかもしれませんね。うつは「脳の病気」で、物質的な病なんだと主治医に言われて、ぼくはちょっと楽になったというか、前に進めたんで。ある種のバグみたいなもんですよね。そういうことは描きたいと思ってますね。
漫画の続きは下のボタンから!
「うつ病になってマンガが描けなくなりました」漫画一覧はこちら
新刊情報