まだまだかすり傷くらいにしか思っていない

【日本アウフギーサー協会「給料未払い問題」】元・KANA-BOON→現・関西No.1熱波師が衝撃告白!「『契約書をなくしたから払えない』の一点張りでした…。希望を持ってアウフグースをしている若い子たちがこれ以上騙されてほしくない」_4

――ツイッター投稿後も明るく活動されていますが、前を向き続けられるのはなぜですか?

こんなところで止まっていられない、という思いが強いんですよね。本当にサウナ文化、アウフグース文化を日本にもっともっと広めていきたいと思っているので。僕が主導して本気でアウフギーサーを集めた会社を立ち上げればよかった、という思いはありますけど。

――今後、いいださんが先頭に立って新組織を作る可能性もあるのでしょうか?

周りにすごく言われます。「もうおまえが会社やってよ」って。妻にも言われます。日本アウフギーサー協会には騙されたと思ってますけど、温浴施設に対する契約書づくりなどのノウハウは勉強させてもらえた部分もあります。そういう経験ができたとプラスに考えていくつもりです。

【日本アウフギーサー協会「給料未払い問題」】元・KANA-BOON→現・関西No.1熱波師が衝撃告白!「『契約書をなくしたから払えない』の一点張りでした…。希望を持ってアウフグースをしている若い子たちがこれ以上騙されてほしくない」_5
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――具体的にはどのような動きをいていこうと考えていますか?

ヨーロッパではアウフギーサーとして活動するだけじゃなく、経営する農場で薬草を育ててアウフグースに使うアロマを作る人もいたり、そもそも温浴施設の支配人でありながらアウフギーサーとして活動する人もいたりするんです。アウフグースに対して、プレイヤーとしてだけではない携わり方もいろいろあるので、もっとアウフグース業界が盛り上がるための活動をいろいろと考えていきたいです。

夢を持ってアウフギーサーになる若い子が増えているからこそ、この業界にがっかりしてほしくないんですよね。僕は人には恵まれているので。任せられるメンバーもいますし、折れずに突き進んでいきたいです。

一度騙された僕だからこそ、信頼してもらえる組織を作れるんじゃないかとも思います。まだまだかすり傷くらいにしか思っていないので(笑)。これからもっともっとサウナ愛を爆発させていきます!

撮影/雨宮太郎

元・KANA-BOON→現・関西No.1熱波師が語る野望。「“サウナ界のヒカキン”になって子供たちに夢を見せたい。結婚のあいさつでアウフギーサーと名乗ると、彼女のご両親に安心してもらえるくらいまで社会的地位を上げたいです」はこちら