『青春シンデレラ』は、ビューティーコンサルタントとして働く萩野紫苑が中身は29歳のまま高校時代にタイムスリップし、初恋をやり直すというラブストーリー。

超地味で控えめな女子だった高校生の頃、初恋の相手・長谷川颯真に「告白するなら外見くらいなんとかしろよ」と言われたトラウマをやり直そうと奮闘する姿を描いた作品だ。

「落ち込んでいるときこそ自分磨き」前向きマインド・久間田琳加が『青春シンデレラ』に挑む_1
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ベースメイクから変えて…一人三役に初挑戦

――原作を読んだ感想を教えてください。

すごくおもしろくて、演じることが楽しみになりました! ただ、それと同時にタイムスリップ前の控えめだった高校時代と、メイクのスキルを身につけた29歳の中身のまま過ごす高校時代、29歳の紫苑と同じ人物の3つの姿を演じ分けることについて、私に出来るだろうかと不安にもなりましたね。

―― 一人で複数の役を演じるのは、今回が初めてですよね。

そうですね。しかもタイムスリップ前の紫苑は29歳なので、今の私よりも8つ歳上。自分が今まで演じた役の中で1番歳が離れているんです。それをどう演じるかについては、撮影前に監督と何度か話し合いました。

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――具体的に演じ分ける時に心がけたこと、監督とお話しされたことを教えてください。

「29歳の紫苑は、社会に出て人と話すスキルやメイクスキルなどが身についた一方、恋愛のスキルは0。だから、タイムスリップ前も後もピュアな部分はあった方がいい」と監督がおっしゃってくださったので、あえて“29歳の紫苑だからこうしよう”というのは考えすぎないようにしました。

あと、地味な紫苑を演じるときは自然と姿勢を悪くしましたね。私はクラシックバレエをやっていた時のクセで普段からガニ股になりがちなのですが、そのことについて「地味な紫苑のとき、活かしてほしい」と言われました(笑)。

――紫苑はメイクも3パターンとも変えているんですよね。

ベースからすべて変えています。例えば地味な紫苑はリップすら塗らない、ほぼスッピン状態なのですが、タイムスリップしてきた紫苑はツヤ肌を意識しています。本来、タイムスリップした2010年はギャルメイクが流行っていた時代なので、他の生徒さんの肌はマットなんですけどね。そこは、2022年からタイムスリップした紫苑のメイクが新しく見えるようにしているんです。

何度もベースメイクからやり直すのは大変でしたが、メイクさんと「こっちの色が合いそう」と相談するのは楽しかったですね。メイクが好きなので、撮影前から「メイクが1つのテーマになっている作品に関われるなんて、夢みたい!」と嬉しかったのですが、撮影に入って、いざメイクをしたときに、さらにそのことを強く感じました。

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