〈〈前編〉〉

チャラ男とギャル2人のパリピ漫才で人気のお笑いトリオのぱーてぃーちゃん。すがちゃん最高No.1は生育環境が過酷だったこと、信子は徳川家の末裔だったこと、金子きょんちぃは好きになった男性の借金500万円を返済したことなど、クセの強いエピソードを持つことでも話題を呼んでいる。

見た目だけではなく、いかにもメディア映えする過去を持つ3人だが、それでも芸能界で売れ続けることは難しい。知名度が上がっている今こそ勝負のタイミングだが……。

金子きょんちぃ(左)、すがちゃん最高No.1(真ん中)、信子(右)
金子きょんちぃ(左)、すがちゃん最高No.1(真ん中)、信子(右)
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アドバイスをもらいづらい芸風が足枷に…

――ロールモデルと言いますか、「こういう売れ方をしたい」みたいな芸人さんはいるのですか?

すがちゃん最高No.1(以下、すがちゃん) 僕らはめちゃめちゃ売れた人たちをロールモデルにしてきました。結成当初はEXITさんとか、昨年や一昨年はやすことか。常にロールモデルは状況を見ながら柔軟に変えるというスタンスなんですよ。

もちろん、EXITさんや、やすこほどの活躍はできていませんが、夢やロールモデルは高く設定するほうが頑張れると思っています。

――売れるためや生き残るために、先輩芸人にアドバイスを求めることはあるのですか?

すがちゃん これがギャル2人の特性と言いますか、アドバイスを求めても「君たちのしたいようにすれば大丈夫だよ」ってよく言われてしまいやすい。

信子金子きょんちぃ(以下、きょんちぃ) 本当にそう!!

きょんちぃ アドバイスを求めても「今のままで大丈夫だよ」と言われると、もう1個踏み込んで質問したいけど、諦めてボケて終わらせてしまうことはよくあります。