電気毛布は効果抜群なのだが……
YouTubeなどで情報を発信している車中泊の先達が、口を揃えて真冬の車中泊旅におすすめするのが電気毛布だ。
そこで僕も、Sugiyamaの「電気しき毛布 140×82cm」という商品を買った。
税込3126円である。
使ってみるとその効果は確かで、ぬくぬくと寝ることができた。
電気毛布の電源は、車内に常備しているポータブルバッテリー(「PowerOak ac50s」税込30000円強)から取る。
ただし、容量500Whであるこのポータブルバッテリーでは、電気毛布への電力供給が朝まで持たないことがあった。
計算上は、フル充電されていれば持つはずなのだが、天気が悪くてソーラー充電が十分にできていなかったり、走行距離が足りなくて走行充電が満足にできていなかったりした日には、明け方5〜6時くらいには蓄電残量ゼロになってしまったのだ。
その時間帯は1日で一番冷え込むタイミングでもあるので、寒さで目覚めてしまった日もあった。
もう少し大容量のポータブルバッテリーならOKなのかと言えば、日中に充電できる量はあまり変わらず、どっちみち朝方には切れてしまうだろう。
車中泊をしている人の中には、同じような容量のポータブルバッテリーを2〜3台積んでいる人もいて、なんでそんなことしているんだろう?と不思議だったのだが、そういう理由があったのだ。
ポータブルバッテリーの充電性能がもう少し向上し、短時間でフル充電できるようになればいいんだけど。
なかなか難しい問題だ。
もこもこのペンドルトンで寝具を統一し、身も心も温かく
電気毛布をご紹介した流れで、他の寝具にも触れておこう。
ペンドルトンのブランケットは、167cm×233cmのツインベッドサイズ。
確か、コストコで5000円前後だったと記憶している。
かなりビッグなので、車中泊で使う際は2つか3つに折るのだが、実はこれが肝。
折り重ねて使うと暖かさは倍増するので、掛け布団はこれ一枚で十分なのである。
枕もコストコで買ったペンドルトンのもの。
“ボディピロー”と呼ばれる抱き枕で、5000円弱だったと思う。
50cm×121cmと長く、首元を覆うように少し折り曲げて使う。
すると首のスースーを防ぐことができるのだ。
ちなみに、電気敷毛布の上にかけているタオルケットもペンドルトンのもの。
車中泊の車内でもっとも存在感があるのは寝具なので、統一感を出すとオシャレな感じがするものだ。