車を車中泊仕様にカスタムする際、施していた断熱処置
まず車自体の断熱について。
天井には建築で用いられる、「スタイロフォーム」という断熱材を入れている。
僕のエブリイは、純正の天井内張を剥がして板張りにしたのだが、断熱材はその新しく張った天井板の内側にはめ込んでいる。
隙間があるので完璧とは言えないが、これのおかげで上からの熱気・冷気の侵入は、ある程度防げているようだ。
床は、より手厚く対処している。
特に冬場のゾクゾクするような冷気は、下からやってくることが多いからだ。
まずは断熱効果があるアウトドア用のアルミマットをカットし、床一面に敷き詰めた。
その上に、ホームセンターで見つけた厚さ3cmほどの木材を使い、切ったり貼り合わせたり塗装したりと苦労しながらフローリングを施した。
さらにその上に、簡易畳(半畳×2枚)を置く。
で、さらにその上に、分厚い座布団のような“ごろ寝用”マットを敷く。
これでやっと寝床の完成だ。
ちょっと重ねすぎじゃない?と思うかもしれないが、これくらい厳重にしなければ、下からの強力な冷気は抑え込めないだろう。