過酷な撮影を耐え抜けたのは、グループへの想い
――そんな大変な撮影を耐え抜けたのはなぜだったのでしょう?
グループに還元したいという気持ちは大きいですね。
僕のお芝居を観て、初めて僕のことを知ってくれる人もいらっしゃると思うんです。そういう方々が「この人、誰なんだろう? ああ、キスマイなんだ!」って気づいてくれて、「じゃあ、番組観てみようかな」とか「ライブやるときはどんな感じだろう」って興味が広がってくれたらなと。
僕をきっかけに、キスマイを知ってもらって、他のメンバーも…と広がっていくのが理想です。
――藤ヶ谷さんだけでなく、グループに興味を持ってほしいんですね。
はい。僕が出演する作品ってグループでの活動に繋がりづらいというか。特にこの映画は、主題歌もキスマイではないですから、なかなか難しい気もします。でも、繋がっていくことがあると信じて、挑戦しました。
――お芝居のほか、バラエティ番組、MCなどいろいろな方面で活躍されている印象です。多忙な中、お仕事をする上で大事にしていることがあれば教えてください。
この作品を通して、プライベートと仕事を同じくらい大事にしたいということを改めて思うようになりました。
――それはなぜでしょう?
この映画の撮影中、かなり役に入り込んでしまったこともあって、初めてグループ活動に支障が出てしまったんですね。自分としては、グループ活動に支障が出るようなソロの仕事はしないようにしていたので、配慮していたのですが、それができなかったんです。だから、改めてキャパを見直すようにしました。