ゼロ・コロナ施策への反発もかつての中国ではあり得なかったー映画から見えてくる中国の改革開放30年。『シャドウプレイ【完全版】』ついに日本公開_4
©DREAM FACTORY, Travis Wei 
すべての画像を見る
ゼロ・コロナ施策への反発もかつての中国ではあり得なかったー映画から見えてくる中国の改革開放30年。『シャドウプレイ【完全版】』ついに日本公開_5
©DREAM FACTORY, Travis Wei
ゼロ・コロナ施策への反発もかつての中国ではあり得なかったー映画から見えてくる中国の改革開放30年。『シャドウプレイ【完全版】』ついに日本公開_6
©DREAM FACTORY, Travis Wei 
ゼロ・コロナ施策への反発もかつての中国ではあり得なかったー映画から見えてくる中国の改革開放30年。『シャドウプレイ【完全版】』ついに日本公開_7
©DREAM FACTORY, Travis Wei 
ゼロ・コロナ施策への反発もかつての中国ではあり得なかったー映画から見えてくる中国の改革開放30年。『シャドウプレイ【完全版】』ついに日本公開_8
©DREAM FACTORY, Travis Wei 
すべての画像を見る

文/谷川建司

『シャドウプレイ【完全版】』(2018)風中有朵雨做的雲  上映時間:2時間9分/中国

2013年、広州の再開発地区で立ち退き賠償をめぐって住民の暴動が起こったその日、開発責任者のタン(チャン・ソンウェン)が屋上から転落死する。事故か他殺か、捜査に乗り出した若手刑事のヤン(ジン・ボーラン)は、捜査線上に浮かぶ不動産開発会社の社長ジャン(チン・ハオ)の過去をたどる。その過程で見えてきたのは、ジャンのビジネスパートナーだった台湾人アユン(ミシェル・チェン)の失踪事件。転落死と失踪、2つの事件を生んだ愛憎の根本は、ジャンと死亡したタン、タンの妻のリン(ソン・ジア)が出会った1989年、まさに天安門事件が起きた年だった……。

1 月 20 日(金)より新宿 K’s cinema、池袋シネマ・ロサ、UPLINK 吉祥寺ほか全国順次公開

配給:アップリンク
公式サイト:https://www.uplink.co.jp/shadowplay/index.html
©DREAM FACTORY, Travis Wei