娘の好きな芸能人は「パパ‼」炎上クイーンがみせた母の顔
18時、「記者さんたちも食べていってくださいね」と夕飯の準備を始める小林。この日のメニューは「豆苗と韓国海苔のナムル」に「トマトとアボカドの醤油糀あえ」。白飯はなんと、炊飯器を使わず、土鍋で炊いたものだ。
「急遽だったから、ハンバーグと鶏つくねはコンビニの出来あいのものになっちゃいましたけど……」とはにかむが、野菜を刻むことから始まる一連の作業は流れるようで、レトルト惣菜の使い方も“こなれ感”がある。
夕食の卓を囲みながら、引き続き話をうかがう。
「こっちに来て、まだ一緒に夕飯を食べられるような友人もいないから今日はみんなで一緒の食卓を囲めてうれしい」と微笑むと、娘も隣で満面の微笑みを見せる。
記者が娘に「好きな芸能人っているの?」と聞くと、すかさず「パパ! パパはお笑い芸人なの! 『たきうえ! たきうえ!』って女のコにキャーキャー言われてカッコいいんだよ!」と即答する。
「離婚してからも娘の前では元夫の悪口は絶対に言わないようにしています。娘に会わせたくない時期も正直ありましたが、このコが他のコのパパを見つめて寂しそうにしたり、パパからもらったものをずっと大事にしている姿を見ると、『ああ、娘はパパが大好きなんだな』と思うし、私の都合でその気持ちをどうこうしちゃいけないんだなって……」
小林は続ける。
「グラビアをしていた時、結婚して“奥さん”だった時、そして今……といろいろな時期がありました。結婚前は本当に自由に、好きな仕事を好きなだけやらせてもらって、夜出かけて朝まで遊んでいたし、結婚初期はとっても幸せでした。
今は“幸せ”と“大変”の割合が1:9。でも、この1割の“安定した幸せ”がこれまでの自分にはなかったから、自分で使える時間は少ないですが、愛しくてかけがえのない幸せだと感じています」
そういって傍らの娘をみつめるまなざしにはブログやバラエティ番組で見せていたアグレッシブな“炎上女王”の面影はない。
彼女はいま、愛娘と2人、地に足のついた生活を歩み始めていた。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班