相手を怒らせたときの対処法

仕事上でのミスやトラブル。できれば避けたいことですが、どうしても起こってしまうときもあります。そんなときはその後、どう対応するかが肝心です。

「『怒っている人のところには1分でも早く』と会社の先輩から教えてもらい、以降、その教えを守っています。とにかく早い謝罪。できたら相手のところまで行って謝罪します」(調査・29歳)

「ビジネスシーンでの謝罪はまず電話で」という人が96%。多くが「電話で謝罪の後、直接出向く」でした。遠方の場合は、「わび状をおわびの品と共に送る」という意見も。
「おわびは早くが基本」は100%。働く人の総意です。

出向いた後は「お怒りをひたすら受け入れて言い訳はしない」(人材派遣・32歳)、
「怒りが収まったところで再び深くお辞儀をし、『ご指南ありがとうございました』で締めます」(ゼネコン・36歳)など、おわびと、叱ってくださったことへの感謝をセットにして伝えるといいでしょう。

感謝のことばに「○○さんのおかげで」をつける

仕事のこと、人間関係のこと、人生のこと。誰かにアドバイスを受けたり、教えてもらったりすることは多くあります。

相手があなたのために時間を割いて何かを教えてくれた場合は、「ありがとう」を口にすると思いますが、そのとき枕詞にしたいのが、「○○さんのおかげで」というセリフ。

「教えたその場でもお礼を言われたのですが、数カ月後に『Yさんのアドバイスのおかげで、プレゼン大成功でした』との連絡が。その気くばりに感心しました」(広告・32歳)

このコメントにヒントが。アドバイスや教えの結果が出たときには、改めて感謝の言葉を伝えましょう。相手はあなたにもっと教えたいと思ってくれるはずです。


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