「アニメ顔で体は人間が理想です」
――2次元キャラクターとの生活で苦労はありますか?
近藤 ほとんどないですが、どこか破損したり、汚しちゃったりした場合にそれなりの補修費用がかかるころですね。ツインテールを一度汚してしまって、張り替えをしたことがあります。そのときには18万円かかりました。
レムニア そんなにですか! でもミクさんの髪型はいいですね。自分のレムはウィッグなのがネックで。僕も髪の毛をフィギュア化したいんですが、どうやっているのかなと気になっていました。もしフィギュア化できるのであれば、100万でも頑張って出すんで。
近藤 このミクさんを作ったときにウィッグにするかとメーカーから聞かれました。私としては、ウィッグにするとどうしても2次元キャラに見えなくて。
普通のアニメキャラクターのようなまとまった感じでお願いして、こういうヘアスタイルになりました。体は実写に近くても、顔さえ2次元キャラクターになっていれば2次元キャラに見えるんです。そこはちょっと不思議ですね。
レムニア 自分も近藤さんと同じ意見です。体は人間に近いほうがよくて、顔がアニメ的というのが理想。ちなみにミクさんのヘアスタイルを含めた頭部の費用はどれくらいかかったのですか?
近藤 よく聞かれるのですが、具体的には言えないです。ただ2桁ではすまないです。軽自動車1台くらいは普通に買えるくらいかかると思ってください。
でもレムさんはツインテールじゃないですよね。基本的には頭部だけですむので、ミクさんよりはずいぶん安いと思いますよ。