奔放なノアの核心をついた言葉も見どころ

【漫画あり】絶対に不倫させる女を演じる鶴嶋乃愛にとって浮気のボーダーラインは…「相手に浮気された経験はありますか?」_3
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――徹底していますね。その強い正義感は幼い頃から持っていたんですか。

小さい頃って、学校で万引きについてのビデオとかを見せられるじゃないですか。そんなことしちゃダメだよって。私はそういうビデオを見てしまうと「私がもしそんな悪い人間になってしまったらどうしよう」と心配になって、夜、ベッドで泣いていたらしいんです(笑)。

それから悪いことを描くドラマを見ると、お母さんに「こういう人間になりたくないけれど、どうしたらいいかわからない」って泣きながら言っていたらしくて。お母さんからは「大丈夫。そう思ってるうちはならないから志を強く持って生きなさい」というふうに教えられてきました。

――万引きのビデオを見て泣く人を初めて知りました(笑)。鶴嶋さんは曲がったことは嫌いなんですね。最後にドラマの見どころを教えてください。

ノアちゃんは1話目からすごく飛ばしているので、ノア無双が止まらない状態がずっと続きます。すごく世渡り上手な子で頭がいいので、人によって見せる顔が違うから、視聴者の方もついていくのに必死になっちゃうと思うんですけど、毎夜毎夜ドキドキ、ハラハラさせられるような場面が多く、そこは楽しみにしていただきたいです。

直也さんのノアちゃんに対する目線が回を重ねるごとに違ってくるところも注目です。ドラマには原作に沿った部分もあるんですが、オリジナルストーリーも入っていて、男女のディープな世界も描かれる一方で、人間の本性、精神論を問われます。演じるノアちゃんも、時に核心をついたセリフをいうので、単純に「嫌な女だ」では語れないんです。

心の余裕のなさって誰しもある。そこに気づくきっかけにもなる作品になっています。最後まで見ていただいたら、自分のことを見つめ直すきっかけにもなると思いますので、ぜひ見てください。