おすすめのインデックスファンド3選
インデックスファンドもいろんな種類があります。国内の株に投資しているもの、米国やドイツなど先進国の株に投資しているもの、国内債券に投資しているもの、不動産に投資しているもの……。
私は口座を開設した証券会社で一番人気のインデックスファンドを選んでもいい、むしろ、その選び方が間違いない、と思いますが、種類や投資地域、ファンドの規模、運用実績などで比べて選んでもいいでしょう。
私がイチ推しのインデックスファンドは、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」がベスト3です。
私の新著『お金に働いてもらう!ほったらかし投資』にはベスト10まで書いているので、参考にしてみてください。投資信託が“ほったらかし投資”に向いていると書いてきましたが、最後に、投資信託のデメリットについても3つ解説しておきます。
ひとつは元本保証はない、ということです。銀行預金のように、預けた金額がすべて戻ってくる保障はなく、売ろうとしたら買ったときよりも価格が下がっているリスクがあります。
2つめは、手数料がかかること。投資信託を購入・保管・売却するには、販売手数料、信託報酬、信託財産留保額がかかります。手数料無料のインデックスファンドもありますが、保有しているだけでお金がかかることには注意が必要です。
3つめは、利益に税金がかかることです。投資信託は分配金や売ったときの売却益で利益を得ますが、利益には20.315%の税金がかかります。ただし、中編で書いたように、NISA口座で売買すれば非課税になるので、ぜひNISA制度をご活用ください。
構成/中野裕子
23歳で株式投資をスタート。元グラドル杉原杏璃はいかに“億り人”になったのか? はこちら