Oops EDではなく「Oops Love」なのは、2人の問題だから
――ところで「Oops LOVE」というサービス名、とてもおしゃれですよね。
もともとは「Oops」という名前だったのですが、AGA治療の「Oops HAIR」が後からできたので、区別するためにLOVEを足しました。サービスの内容的に「Oops ED」とかでもよかったのですが、セックスは2人じゃないとできないことだし、EDだって本当は2人の問題としてもいいのではないかなと思い、LOVEと付けました。
――なるほど。自己完結、自己解決せずに2人の問題にしていくということですね。
はい。先ほども話したとおり、男性は友達とセックスがうまくできないことを相談しあうことはほぼありません。だからこそ「よくある悩み」ということに気付けないという側面もあるんですよ。
そういう意味では、女性の方がEDは男性あるあるだと知っている場合もあります(笑)。女性に聞くと「今まで付き合ってた人にも2、3人いたわ〜」なんていう反応もあるくらい。そもそも女性は「勃つ=男の強さ」なんて思っていないことも多いんですよね。だからこそ、男性ももっと肩の力を抜いて、2人で解決していってほしいという思いを込めています。
――私も、男性の強さを“そこ”に見出したことはないです(笑)。むしろ「私がいけないのかな」と悩む女性が多いと思います。
まさにそこで大きなすれ違いが起こっているんですよ。男性がEDに悩む一方で、女性は「私に魅力がないからセックスができないんだ」「私のことが好きじゃないからできないんだ」と悩んでいることが結構多いですよね。
しかし「Oops LOVE」を使用した方の中には、「大好きすぎて抱けない」「大事すぎて抱けない」という方が結構いらっしゃいます。これ、女性側の悩みと真逆ですよね。しかし、それを相手に伝えるわけでもないし、伝わらないからどんどん溝が深まっていく。ED治療が男女どちらにも理解されていけば、こんなすれ違いもなくなるのかなと思います。