世界中の尻を熟知する尻“識者”による展覧会
今夏、全国のお尻好きが注目する「尻博2022」が、東京・秋葉原で行われた。今年で3回目の開催となるこの尻に特化した展覧会では、尻好きクリエイター13人による写真やイラストや絵画など50点を展示。
毎回1000人以上の来場者が訪れるこのイベントだが、今回は過去最高となる1511名を記録するなど、会を重ねるごとに盛り上がりを見せている。
尻博の主催者である高木一芳氏は尻博開催の意義とその魅力をこう語る。
「女性の肉体への賛美には、大きく分けて三派に分かれると思います。胸派、脚派、そして尻派です。偉大なるルーベンスやルノワールなどの西洋画家などもその作品で女性の尻の魅力を捉えてきたとおり、尻は原始美術の時代から様々な作家が魅了されてきた永遠のモチーフ。
そこで現代日本でも、世界中の尻を熟知する尻“識者”による展覧会を開きたいと考えました。実際に開催すると、1回目の来場者は1093人、2回目は1381人、今回は1511人と微増ながら着々と尻博の認知の高まりを感じています」
会場を彩った50点もの作品群は、官能的な描写の絵画もあれば、フェティッシュなのにどこか無機質でクールなグラビア写真、さらにはおしゃれでポップな印象のイラストなど様々。
訪れていた20代男性は「正直、こんなに素敵でイケてるイベントだとは思わなかった」と驚きを隠せず、2人組で来場していた20代女性も「エッチなだけじゃなくて、おしゃれで綺麗だった」と感激していた模様。
会場の中でもとくに際立っていたのが、『タモリ倶楽部』のお尻コンテストの審査員として出演経歴もあり、現代の写実派の油彩画家の中でも“お尻画伯”と称されるほどお尻愛の強い三嶋哲也氏が描いた絵画作品。
モデルを務めたのは、昨年5月、ソフト・オン・デマンドよりデビューしたセクシー女優のMINAMOさん。今夏発売の『anan』の「愛とSEX」特集でもコメントするなど、現在、各界からの注目を集めている。