「7歳の子に一人で入りなさいって言っても難しいケースも」

なぜ例外が必要だったのか。鹿児島県公衆浴場業生活衛生同業組合の副理事長で、鹿児島市支部長を務める永用八郎氏に聞いた。

「7歳の子に一人で入りなさいと言っても難しいケースもあります。銭湯に慣れた子はいいですが、初めて来た場合、シャワーとかカランの使い方もわからないでしょうし、マナー面でも心配があります。

いろいろなケースがあるので、市や県とも話をして、それぞれのお風呂屋さんの判断で臨機応変に対応するということになりました」

鹿児島市が作成した掲示物。赤字で「特例」について記載されている(画像/鹿児島市提供)
鹿児島市が作成した掲示物。赤字で「特例」について記載されている(画像/鹿児島市提供)
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鹿児島市が作成した掲示物にも「特に必要があると認める場合は制限を緩和して対応します。番台等にご相談ください」と赤字で記されている。

7歳になったからといって、突然、一人で入浴できるようになるわけではない。子どもの成長には個人差があり、家庭の事情もそれぞれ異なる。そこで鹿児島市は特例を設けたということだ。

一方で、子どもが「大きなお風呂に入りたい」と願ったとしても、他の男性からの性的な視線から守ることや、「裸を見られることの意味」を理解できない子どももいることを考えれば、大浴場を利用しないという選択肢もありうるだろう。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班