国は7歳以上は混浴禁止とするが…鹿児島市が設けた「特例」
厚生労働省は2020年12月10日、公衆浴場における男女の混浴制限年齢の目安を「おおむね10歳以上」から「おおむね7歳以上」に引き下げた。これを受けて各地の自治体でも条例改正が進んだ。
東京都でも条例の混浴制限年齢を見直し、令和4年1月1日から「7歳以上の男女を混浴させない」と規定した。
施設によっては「小学生以上は混浴禁止」としたり、年齢だけでなく身長による制限を設けたりするところもある。
「京王高尾山温泉極楽湯」では7歳以上の混浴を禁止し、7歳未満でも身長120センチ以上の場合は混浴を断ることがある。同施設の担当者は「都の条例を参考にルールを設けました」と話す。
一方、鹿児島市では少し事情が異なる。
同市も2022年7月1日から混浴制限年齢を「10歳以上」から「7歳以上」に引き下げたが、一定の条件を満たす場合には7歳以上でも混浴を認める「特例」を設けた。
条件は、やむを得ない事情で同性の保護者が付き添えないこと、障害や発育状況などの理由で子どもが一人では安全に入浴できないこと、そして子ども自身が異性との入浴を拒否していないこと。これらすべてを満たす場合に限り、混浴が認められる。
つまり、保護者の希望だけで混浴が認められるわけではなく、子どもが一人で安全に入浴できない事情や本人の意思も踏まえて判断する仕組みだ。
市の担当者によれば、鹿児島県公衆浴場業生活衛生同業組合等からの意見も踏まえて検討したという。













