元夫に親権が渡る可能性を兄に指摘された日に事件が起きた

内藤被告と元夫は、優愛ちゃんの親権をめぐって対立していた。自ら離婚を切り出した内藤被告が、娘と無理心中を図ったと説明するまでの経緯について、公判を傍聴した男性が振り返る。

「事件の2日前、内藤被告が離婚を申し出て、優愛ちゃんの親権は元夫が持つことになっていたそうです。しかし、事件当日に両家の親族を交えて話し合った結果、親権については裁判所の判断に委ねることになりました。

このとき、内藤被告の兄が、元夫に親権が渡る可能性を指摘したといいます。話し合いでは、親権をめぐる裁判の結果が出るまで1週間ごとに交代で育児をする予定でした。しかし内藤被告は、話し合いが終わった後、自宅の浴槽で優愛ちゃんを殺害しています」

本人TikTokより
「車椅子インフルエンサー」の内藤沙月被告(本人TikTokより)

内藤被告は「今思えば、親権を元夫に渡しておけば良かった」と悔やむ場面もあったという。

二度の結婚と出産を経験し、「結婚には向いていない」と述べた内藤被告。優愛ちゃんに対しては、「一生謝り続けたい」と語った。「内藤被告にも同じ苦痛を味わってほしい」と厳罰を求める元夫の思いを、裁判所はどう受け止めるのか。論告求刑は11月5日に予定されている。

事件直後、自宅前には花が供えられていた(撮影/集英社オンライン)
事件直後、自宅前には花が供えられていた(撮影/集英社オンライン)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班