「家庭について泣いて話したことも」
この男性は、中根容疑者が家庭について漏らした言葉も記憶していた。
「小学生の時、彼が一度だけ『お母さんは自分に物を買ってくれないで、ブランド物とかを買って自分のことに使っちゃう』と言って泣いたことがありました。親にも構ってもらえず、ずっと寂しかったのだと思います。
中学校では野球部に所属していましたが、大人への反発的な態度は変わらず、中学3年の頃には周りに素行のよくない仲間が集まっていました」(同前)
中学校を卒業後、中根容疑者は県内の公立高校に進学した。しかし、喫煙などの問題を起こし、停学処分を経て半年ほどで退学になったという。
「当時は手を焼きながらも、必死に向き合っていた大人たちがいました。それでも彼が大人を信じることはありませんでしたが、当時向き合っていた人たちは、今回の事件に心を痛めて、いろいろなことを思っているはずです」(同前)
どこで道を踏み外したのか。かつて周囲の大人たちが手を焼いた少年は、仕事仲間に凄惨な暴行を加え、金品を奪った疑いで逮捕された。被害男性は全身にやけどを負い、加療3カ月の重傷を負っている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













