2026年10月に、集英社オンラインで反響が大きかった人気ニュース記事のベスト5をお送りする。
第1位は、宮城県で女性の遺体が遺棄された事件の記事だ。容疑者のバー店長は被害者に以前から暴力をふるっていたという証言に注目が集まった。
第2位は、留守番中の女児がフードデリバリーの配達員にわいせつな行為をされた事件の記事だ。容疑者は他人名義のアカウントを使っており、運営会社の管理体制にも批判の声があがった。
第3位はトルコ国籍の男2人による不同意性交事件の記事、第4位は吉原のソープを刑事告発した女性が恐喝容疑で逮捕されたという記事、第5位は警察の拘留の影響で衰弱死した少女の裁判記事だ。
第1~5位のランキングは以下の通り。
第1位
≪宮城・25歳女性遺棄≫「店の客のババアと浮気しとった…」婚約しながらも“浮気トラブル”か…「指輪投げたら鼻折られた」と長髪バー店主の暴力を元恋人に相談…周囲にも「彼に殺されるかも」
第2位
〈フード配達員わいせつ事件〉「娘は血が出るんじゃないかというくらいシャワーで体をこすり泣き続けた」…母親が語る消えない恐怖「もう二度とデリバリーは頼みません」
第3位
≪千葉≫トルコ国籍の男2人が小屋に女性を連れ込み…不同意性交等致傷容疑で逮捕 男の日本人妻が明かした夫の素顔「趣味は筋トレ、穏やかな人だけど…」
第4位
〈吉原老舗ソープ摘発〉「悪を成敗した」と豪語した告発女性(30)が恐喝容疑で逮捕…「100万円、やっぱ150万円を振り込んで」「オマエの生死興味ないから」金銭要求のLINEを入手
第5位
≪16歳女性が19キロ…衰弱死≫「警察は暴行がなかったことを示唆する情報を聞いていたのに逮捕した」ショックで食べられず救急搬送されたるなさん…“無実”訴える法廷で母は涙「娘に謝って」
↓以下記事本編
障がい者福祉施設で働いていた16歳の女性が兵庫県警に暴行容疑で逮捕され、不起訴になった後も勾留中からの摂食障害が回復せず死亡した事件。女性の母親が県と国を相手取った国家賠償請求訴訟が10月21日に始まった。
女性が残した被疑者ノートの記載からは、警察官が“虚偽の事実”を示して自白を強要したことが疑われる。さらに、県警は内偵段階で暴行自体を否定する関係者の証言を得ながら、女性らを逮捕した可能性も浮上した。県警は一体どのような捜査をしたのか。
被疑者ノートに残された「Bは言ったぞ」
「警察も、検察も、人々を助け、命と人権を守る立場にあると私は信じてきました。娘も守られるべき1人の人間ではなかったのですか。『やっていない』と訴える人の声を正面から聞いてください。その訴えを、身体の拘束を続ける理由にしないでください。
娘の身体を拘束する必要がなぜあったのか。その間、娘の声を聞き、命と尊厳を守っていたのか。私はその事実と判断の根拠を明らかにすることを求めます」
21日午前の神戸地裁法廷に、昨年12月14日に16歳の若さで亡くなったるなさん(仮名)の母・A子さんの涙声が響いた。
るなさんは兵庫県内で障がい者支援施設を運営する母親の姿に惹かれ、障がい者福祉の道を歩み始めた。A子さんの施設でスタッフとして働いていたが、昨年6月17日、成人男性スタッフBさんとともに、施設利用者への暴行容疑で突然逮捕された。
「舞台となったのは昨年2月15日にるなさんが中心となって企画した、施設のバレンタインイベントです。ここで、知的障がいをもつ女性・Xさんが他の参加者を噛もうとする他害行為があり、るなさんとBさんが『あかんよ』と言いながらXさんのあごに手を添え、制止しました。これが“暴行”と見なされたのです」(A子さんの代理人・向井義博弁護士)
捜査の発端は、同じイベントに参加した知的障がいを持つ女性Yさんが、その約1カ月半後の去年4月1日、住居がある県内α市に「(るなさんらが)Xさんに虐待をしたかもしれない」という申告をしたことだ。
この情報が、Xさんが暮らすβ市と管轄の明石警察署に伝わった。会話ができないXさんに代わって親族から被害申告を受けた明石署は、るなさんとBさんを逮捕した。
小野署の留置施設に収容されたるなさんは、弁護士に差し入れられた被疑者ノートに、取調官から「Bは言ったぞ」「なんでBと言ってることが違うんやろな」と言われ、容疑を認めるよう要求されたと書いている。だが、Bさんも容疑を認めたことはなく、A子さんのもう一人の代理人・佐々木正博弁護士は「嘘で不安をあおり自白を誘導した」と分析する。













