「食事はめちゃくちゃひどかった。本当に量が少ないので栄養が足りない」

恥ずかしい問題は他にも続出している。

「インドやタイ、中国の選手団が入国した際、運営側の不備で宿泊所に入る手続きができず、数時間から十数時間放置されたとの不満の声や、タイの選手が疲れ果てて床で寝ている写真がSNSで出回っています」(地元記者)

選手にとってさらに深刻なのは食事の問題だ。タイメディアは、鶏肉3切れと麺、ブロッコリー1切れが盛りつけられた皿の写真とともに、選手らが自由に食材を取れずに盛り付けられた割り当て分しか食べられないと同国テックボールチームの監督がSNSで訴えたと報じた。量が少ないためチームは外へ出て食事をしなければならないという。

量が少なすぎると海外からも批判(SBSより)
量が少なすぎると海外からも批判(SBSより)

韓国選手の一人は同国のSBSテレビに、「こんな風に食事を与えられるのは初めてだ」と失望した表情で話した。

SBSが韓国テックボールチームについていくと、ホテルに泊まっている同チームは試合後、牛丼チェーン店へ向かった。選手は「食事はめちゃくちゃひどかった。本当に量が少ないので栄養が足りない」「(食事の内容は)話にならない。腹が全然膨れない」「『もっとくれ』とまでは言わなかったけど、『(おかずは)1つだけ持っていけ』と言われたので…」と口々に話した。

「前回2023年に中国・杭州で行われたアジア大会は中国が国家の威信をかけて開いただけに選手やメディア、観客へのホスピタリティは高く、食堂は当然取り放題で肉でも海産物でも高級食材が並んでいました。さらに、組織委員会が全部費用を負担し、チキンなどのファストフード店のコーナーも食堂にあり、これも食べ放題でした。

国際スポーツ大会や国際会議は特にアジアでは、国家の発展を宣伝する機会なのでどの主催国もカネを惜しみなく注ぎます。そのため今回大会の安っぽさが一層目立っているようです」(全国紙国際部記者)